子育てがひと段落してから入った福祉業界
私は元々専業主婦でした。子育てがひと段落したときに、誰かの役に立つような仕事をしたいと思った時、福祉業界が目に止まったというのがきっかけです。両親が介護を必要になった時にも役に立つのではないかという考えもありました。
ヘルパー2級の資格を取って、どこの施設で働こうかと思っている時に、わかくさのチラシを見つけ、こちらで3年働いてから介護福祉士の資格を取り、入社してから9年以上が過ぎています。
こちらで長く務めることが出来たのは、なんといってもご利用者様の笑顔です。皆さんの笑顔が私を支えてくれています。
親のような感覚でご利用者様と過ごす
わかくさのご利用者様の年齢は、私の両親と同じぐらいの年齢というのもあって、いつも両親と話をするような感覚で話をさせていただいています。ご利用者様の中には認知症の方もいますが、こちらから話しかけた時にニコッとしてくれることもあって、それが私にとっては何よりも嬉しいことです。
ご利用者の方からの「ありがとう」という言葉を求めているわけではありませんが、その言葉を言われると素直に嬉しいです。苦しい辛いと思う時もありますが、ご利用者様にそう言っていただけるだけで立ち上がる力になります。
そう思うと私はやはり、ご利用者様に支えられて今ここにいるのだと思いますね。
人に共感できる人が向いている介護職
ご利用者様と接することが多い介護職で必要なのは共感する能力が高い人だと思っています。ご利用者様はお一人お一人違いますけど、話を聞いてほしいと思っている人が多いというのが私が受ける印象です。
世代が違えば、ご利用者様のお話の内容がわからないこともあるかもしれません。そういうときは、わからないのは悪いからと無理に話を合わせるのではなく、「わからないから、教えてくれますか?」とさらに会話が続くように聞いてあげてください。ご利用者様もその方が喜んでくれます。
介護職員のある1日の流れ
※介護職員はシフト制のため、日によって出社時間が違います。
今回は日勤の10時出社の場合を想定しております。
一日があっという間に終わるのですが、その間にもご利用者様と会話する時間を作って接することが大切だと私は思っています。