1)事業報告
令和4年度は、8月と12月に新型コロナクラスターが発生し様々な影響がありましたが、本入所・短期合計の取扱延数は前年度比1,445人増加し増収の要因となりました。
費用については、人件費の増加、光熱費の増嵩がありました。一方、人員体制見直しによる非常勤職員と派遣職員の減少、人材紹介手数料の削減、旧若草ホームに係る土地賃借料の支部支援などにより、サービス活動費用は前年度比0.1%の微増に抑えられました。
その結果、サービス活動増減差額▲79,630千円、当期活動増減差額▲94,086千円の赤字ではあるものの、前年度よりサービス活動で42,216千円、当期活動で44,091千円改善しました。
令和4年度の施設行動目標を、「施設を総点検し災害に強い施設になる」とし、感染症発生BCPの策定などに取り組みました。また、令和5年度の第三者評価受審(9年振り)に向けて、規程類、マニュアルなどの整備を進めました。
居宅介護支援事業については、若草病院や近隣の介護事業所との連携に努め安定した実績を残すことができました。
2)利用者取扱実績
事業種別 |
定員 |
令和4年度 年間取扱延数 |
令和3年度 年間取扱延数 |
前年度比増減 |
入所事業 |
110名 |
39,030名 |
37,446名 |
1,584名 |
短期入所生活介護事業 |
10名 |
3,002名 |
3,141名 |
▲139名 |
居宅介護支援事業 |
|
1,458名 |
1,498名 |
▲408名 |
3)決算報告(事業活動計算書要旨)
(単位:千円)
収 入 |
支 出 |
||
科 目 |
決算額 |
科 目 |
決算額 |
介護保険事業収益 |
680,556 |
人件費 |
491,997 |
児童福祉事業収益 |
0 |
事業費 |
93,590 |
保育事業収益 |
0 |
事務費 |
83,239 |
就労支援事業収益 |
0 |
就労支援事業費用 |
0 |
障害福祉サービス等事業収益 |
0 |
利用者負担軽減額 |
3,425 |
医療事業収益 |
0 |
減価償却費 |
106,312 |
経常経費寄付金収益 |
0 |
国庫補助金等特別積立金取崩額 |
▲17,638 |
その他の収益 |
1,000 |
一般施設運営事業外費用 |
261 |
サービス活動収益計 (1) |
681,556 |
サービス活動費用計 (2) |
761,186 |
サービス活動増減差額 (3)=(1)-(2) |
▲79,630 |
|
|
受取利息配当金 |
1 |
支払利息 |
15,393 |
その他のサービス活動外収益 |
100 |
その他のサービス活動外費用 |
290 |
サービス活動外収益計 (4) |
101 |
サービス活動外費用計 (5) |
15,683 |
サービス活動外増減差額 (6)=(4)-(5) |
▲15,582 |
経常増減差額 (7)=(3)+(6) |
▲95,212 |
特別収益計(8) |
45,852 |
特別費用計(9) |
44,726 |
特別増減差額(10)=(8)-(9) |
1,126 |
||
当期活動増減差額 (11)=(7)+(10) |
▲ 94,086 |
||
前期繰越活動増減差額(12) |
▲ 104,282 |
||
当期末繰越増減差額 (13)=(11)+(12) |
▲ 198,368 |
||
次期繰越活動増減差額 |
▲ 198,368 |